男性のための離婚・不倫相談室「熟年離婚」

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 中野行政法務事務所
 離婚問題専門行政書士
    中野 浩太郎

  

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 ここでは男性が陥り易い最近の離婚問題について実例などを用いてご説明しています。離婚問題の知識を身に付け、最悪の状況は避けたいものです。

熟年離婚とは
 熟年離婚と言う言葉が使われだして久しくなりました。この言葉が生まれた背景には、団塊の世代が定年退職をむかえる世代になったことにより国の年金財政が圧迫されるのを避けるための「年金分割」と言う制度がスタートしたからだと思おわれます。

 今では「国民年金」や「厚生年金」には誰もが関心を示すのではないでしょうか。それだけここ数年は年金に注目が集まりました。この年金分割がスタートするため、ちょうど年金世代の始まりに近い熟年層が待ってましたとばかり離婚して大変なことになるのではと数年前は予測されました。

 ところが実態的には年金分割がスタートしたことで離婚が増えたと言う結果にはなりませんでした。熟年層は意外と堅実な真面目な方が多いのかもしれません。

 ただ団塊の世代の次の世代はどうも雲行きが違うような感じを受けます。つまり、離婚はしたいができなかったような方達が熟年離婚を狙って動き始める可能性もあるようです。

 当然、その時には、不動産のローンが払い終えているころで、おまけに会社から定年時に多額の退職金がでます。さらに年金分割です。この3つの老後の柱をあっと言う間にもって行かれる可能性が潜んでいるのです。

 特に、不倫やDV(家庭内暴力)、モラルハラスメントなどの経験のある男性は注意が必要かもしれません。更にすでに家庭内別居状態、セックスレスのような関係であればかなりの確実で熟年離婚に向かう可能性があります。

 成人した子供達はあまり、親の夫婦関係に無関心で、どちらかと言うと、家に仕事や休みも接待ゴルフなどでいない父親より母親の味方にもなります。

 どんどん、熟年離婚包囲網が築かれていることに早目に気づくことです。仕事ができなくなった時の男性の立場は非常に弱いものです。

 現に熟年離婚をされたある男性は、わずか離婚後数年で最後は借金まみれで一人寂しく亡くなったと言う例もございます。

                       


  

         

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